社内整理整頓プロジェクト
社内整理整頓プロジェクト
はじめに:社内整理整頓プロジェクト始めました
2011年、暮れも押し迫った某日・・・。
普段から経営者様同士の交流を欠かさない弊社社長はこの日、
わが社にお仲間の経営者の方々10数名をお招きし、勉強会を行っていました。
勉強会の席上、
「㈱ナンゴーの改善すべき点を、忌憚無く言って欲しい!」
と、社外の方々から見た、率直なご意見・アドバイスを仰いだのでした。
すると、ゲストの皆さまから出たご意見は・・・
「汚い」 「散らかっている」 「片付けるべき」 「工場を整理しないと・・・」
「技術があるのに見た目で損をしている」
と、一様に
工場内が散らかっている!
な、ご意見でした・・・。
このご意見はすぐさま社内にフィードバックされ、
社員一同 「そういえば散らかっている・・・。」
と、「気付き」 を与えられたのでした。
以来 心を入れ替え、社内整理整頓=3S活動に勤しみはじめました。
世間の製造業様の3S活動についてリサーチし、
生産効率の向上など、整理整頓の重要性を思い知らされました。
社内整理整頓プロジェクトを立ち上げ、
プロジェクトリーダーを据えました。
京都の中小企業をサポートされている機関で、いつも何かとお世話になっています
公益財団法人 京都産業21様 ならびに、京都府中小企業技術センター様に、
今回の社内整理整頓プロジェクトについてもお世話になりました。
3S活動のアドバイスをいただける専門家の方をご紹介していただき、
講師としてお招きしてレクチャーを受けました。
社内の、3S活動における問題点を洗い出していただいたり、
社員自ら3S活動を継続的に行える仕組みを教えていただいたりと、
様々なアドバイスを受けました。
公益財団法人 京都産業21様、京都府中小企業技術センター様、
並びに、講師としてご指導いただきました西谷先生に
この場を借りてお礼を申し上げます。
こうして、いつ工場見学のお客様に来ていただいても
恥ずかしくないよう、また、生産効率の向上のために、
㈱ナンゴーは、継続的に3S活動を進めています。
このページでは、お客様に、より信頼していただけるような会社を目指す
一環として、社内整理整頓プロジェクトの模様をお伝えします。
散らかり放題だった会社がだんだんきれいに片付いていく様子を
ご覧ください。
「散らかっている!」と思われて然るべきだった、
片付け前=『Before 』と
ひと通り整理した後=『After』の写真を、まずはご覧ください。
『Before』 ⇒ ⇒ ⇒ 『After』
![]() 倉庫小屋:まるでゴミ捨て場のようでした。 |
![]() 不要なものを処分。必要なものを配置し直しました。 |
![]() 旋盤の作業机:何が何やら・・・ |
![]() 引き出し付きの工具置き場を設置し、整理しました。 |
![]() 設計室:見事な散らかりようです・・・ |
![]() レイアウト変更、ファイリング整備で、より効率的に。 |
![]() フライス工具・治具置き場:作業している人にはわかるんでしょうが・・・。 |
![]() ちょっと整理しただけで使い勝手が改善されました。 |
![]() 大型フライス作業机:机も、奥に見える工具類もごちゃごちゃで。 |
![]() 作業机を整理。工具類もきれいに、使いやすく整理しました。 |
![]() 機械の間のスペース:いつの間にか、余った材料置き場に。 |
![]() 余った材料は置き場を整備し、ドリル置き場への通路も確保。 |
![]() ダンボール置き場:置けばいいってもんじゃない、と。 |
![]() 白線を引き、用途に分けて分類。 廃棄するものはリサイクルに出しています。 |
![]() 工場2F物置:昔使っていた機械(今となっては用途不明)も。 |
![]() 不要なものは全て廃棄。必要なものだけを整理しなおしました。 |
![]() 工場2F物置:床に所かまわず直置きです・・・ |
![]() 直置きは極力避け、通路を広く確保しました。棚も不用品は整理されています。 |
この片付けだけではまだまだ不十分。
今後も3S活動を継続していき、改善を続けていきます。
そのようすは随時このページで紹介していきます。